新宿ルーチン

「おあたせしましたー」

 

 

40秒。最速レコードを更新した...!!

 

 

何の記録なのかというと、す○家新宿南店の「牛皿定食を注文してから届くまでの時間」である。筆者が8年間記録してきた。つまるところ、何の価値もない記録

 

今回の競技場も満員だった。新宿の朝6時前後の牛丼屋は本当に混み合っている。

理由は単純明快で「他に開いてる飲食店がないから」だ。

 

客層もわかりやすく3種類

1種類目は夜行バスの乗客達。

現代版の奴隷船とでもいうべき夜行バスははらぺこあおむしを量産する。過酷な環境ではぐっすりと眠れなく、奴隷たちは半分起きているような状態である。当然起きていればお腹が空く。さらに全国各地から結集する夜行バスは大半が朝5時台にバスタ新宿を発着するため、この時間帯ははらぺこあおむしが大量発生するのである。

 

2種類目は朝まで遊んでいた若者たち。

某ウイルスが蔓延し社会問題となった路上呑みとそれに伴うポイ捨てだが、元々居たし新宿はいつでもどこでも汚い。まあそれが増えすぎて、報道されるレベルに達したといった感じだ。彼ら彼女らもやっぱりこの時間はお腹が減るのであろう。

 

そして3種類目はサラリーマン。

早すぎる出勤(or出張)、本当にお疲れ様である。

 

まあこういった感じで今回も満席。筆者の右レーンはサラリーマン、左レーンはキャリーケースを引っ張る女の子だった。

 

 

提供された瞬間に卵を爆速で割り牛皿にぶっかける。極限まで効率化された牛皿定食の食べ方は誰にも負けることはない...。

 

 

 

ふぅ...。ごちそうさま。

 

最大級のドヤ顔で店を出る。完璧である。

 

 

ただ時間は有り余る。

 

なのでここからは歌舞伎町の快活ク○ブを目指して歩く。

朝から漫画喫茶に行く理由は3つ

①朝6時には何もやってない

②睡眠時間や体調の調整

③朝ラッシュが終わるまで隠れてる

こんなところだ。

 

だがここで少しの問題がある。新宿の土地勘がある方なら気がつくかもしれないが、この南口から歌舞伎町に向かう経路は「まあまあ治安が悪い」のである。

 

だがしかし、ここで新宿ルーチン最大の目玉行事「人間ウォチング」だ。

ここでは日常ではお目にかかれない人種を見ることができる。

 

まず「ホスト」

高身長イケメンが両腕に可愛らしい女の子を垂らしている。女の子はまるで文春を食らった星野み○みちゃんの如くご満悦な様子だ。このあとはホテルかな...?

 

次に「水商売女さん」

こちらはホストとは真逆で爆速に帰宅する。まるでメジャーリーガーのアロルディス・チャップマンの様な爆速ストレートである。

 

さらに「酔いつぶれて路上で倒れている若者」

さすが東京とでも言うべきか、酔い潰れ方がなんちゃって3大都市の名古屋とは次元が違う。急性アル中にご注意を...。時々新品の飲料水買って渡してます。

 

そして「逆ナンに見せかけた宗教や闇商売勧誘」

これらは上記の酔い潰れ掛けてる人を狙っている。まるでサバンナのチーターだ。

 

さらにさらに「逆ナンに見せかけた宗教勧誘ではなく、本当の逆ナン」

これはリアル体験。流石に朝から酔い潰れた知らない女の子とエッチするほど猿ではないので、「目腐ってますよ笑」と言いながら改札まで送り届けた。普通に可愛くてエッチな格好だったので、余裕で興奮したのは別の話...。

 

ここに「大迷宮新宿に迷い込んだ訪日外国人」と「明らかに悪いことしていそうな東京に慣れきった在日外国人」も混じっている。

 

まあこんなところだが、この時間この街で一番興味深く感じることろは、

「人の流れがないことによる不気味」である。

サラリーマンは明確な目的地(職場という名の戦場)があるため、真っ直ぐ歩いていき、それが回遊魚のように流れを作るが、この上記の人達が集まると本当に皆が皆、フラフラしているのである。

 

そしてまだ書いていない種類の人達、フラフラというか、家も職場も本当に目的地がない。そう。

 

 

ホームレスだ。

 

 

ガード下や代々木公園にも居るが、この経路にもまあまあ存在する。

筆者は毎回遠くの安置ポジションを確保し、ずーーーーーーーーーと観察する(大阪西成などは危険なため、留まること無く通り過ぎるように注意している)。

 

 

彼らの行動は

寝る

缶ビールを飲む

ホームレスと会話

 

まあそんなところである。中には「高度な学術書」を読み耽っている人も居り、「類稀なる才能があったが、活かしきれなかったのかな...。」と考えを巡らされる。

 

まあこんな人達と筆者で、南口から歌舞伎町の裏路地は構成されている。

これが『新宿ルーチン』の内容だ。

 

一応ここでお終い。                                終 制作・NHK

 

ここから先は内容がアレなので、気分を害したり飽きたらすぐに読むのを中断して欲しい。「東京は面白いなー」くらいの感想で。

 

 

 

さて、ホームレスを観察しながら考えていること、、、。

 

書きたかった本題は「ホームレスはいつまで人で居続けられるのか」

 

前回の主体性に続きまた危ない考えを...笑

 

まず書いておくと、筆者も「人権は普遍的な権利であり、彼らホームレスもその権利を当然有する。」ということは重々承知している。

 

Wikipediaには「生物学上の人間の定義は比較的明確だが、概念的な人間の定義はかなりシビアな問題であり、脆く儚いもの」といった文言の注意書きがなされている。

 

では本題はどういった意味なのかというと「世の中がバグり散らかして普遍的ではなくなった時、ホームレスは人間として扱われるのか?」である。

 

 

少し前にメンタリストのDaig○が「ホームレスより猫の方が救いたい」と発言し大炎上した出来事があった。筆者も見たときは「炎上するだろうな」と思った。

 

ではここで話をホームレスウォッチングに話を戻してみよう。街中でダンボールに寝転がり苦しんでいるホームレスを助ける人は居...ない。(アレ結構ヤバそう...。)ぐらいの状態でも、皆が見て見ぬ振りである。筆者もなかなか声を掛けることが出来ない。

 

一度声を掛けたら責任を持って事を済まさなければならない。お金はどこから出す?シンプルに怖い。面倒。といった感情が大半だろう。

 

では一方で衰弱した野良猫がミャーミャー鳴いている時はどうであろうか?立ち止まるどころか、コンビニで魚肉ソーセージを買ってくる人まで見る(これは塩分が多いので本当は止めたほうがいいのだが)。

 

あれ...?DaiG○が炎上した意味って...。

 

まあそれくらいなモノなのである。

 

そして助けるという行為は「心と金銭的」な余裕がないと出来ない。

早い話、輸血して貧血で倒れたら元も子もないのである。

 

現状の日本はまだ世界的に見たら裕福と言えるので、DaiG○の様な発言は炎上した。だがこれから先、日本が何かしらで窮地に陥った時はどうなのか?

国際情勢・気候変動・技術革新・米中の覇権争いどれを取っても、ふとした事がきっかけで世界のバランスの崩れやすそうな時代である。

 

第一次世界大戦のきっかけも「サラエボ事件」だしね。

 

日本が没落した時、生産力は皆無で金は使い続ける癌的なホームレスを排斥しようとする流れが、マジョリティーになるかもしれない。

 

 

第三次世界大戦が行われたとする世界線の漫画・小説では扱われる事の多い「人間とは?」の問題の一つである。

 

 

やっぱり「ホームレスが人間として扱われるかどうかの実態は、人間の考え方次第」なのかな?

 

 

これが今回の捻くれ思考の一部である。気がつけば文字数が3000字、大学レポート並である。今回はここまで。

 

 

 

 

まとめると、やっぱり金は持っているに尽きる。他人を救うだけでなく、他人に迷惑をかけないためにも、、、。お金はやっぱり貯めよう。

 

 

 

 

 

 

ん、、、Amazonの通知、、、。

 

超ときめき♡宣伝部のLIVE Blu-rayか、、、。お金無いけど、、、。

 

推しメンの笑顔が見たいし、、、。

 

 

 

 

クレカ切って買うか。